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Radio Program

12th November 2024

Colon and stomach cancer are not a concern as long as they are tested!

大腸がん、胃がんは検査を受けさえすれば心配ない!
最先端内視鏡検査と専門性の高い医師陣による高い大腸腺腫発見率はなぜ実現できるのか

Special Guest:TOYOSHIMA OSAMU

スペシャルゲスト:豊島 治さま / とよしま内視鏡クリニック 院長


ー 本日は私たちが大変お世話になっております上昌広先生からのご紹介で、大変素晴らしい先生をお迎えしております。本日のスペシャルゲストは、豊島内視鏡クリニック院長の豊島治先生です。よろしくお願いいたします!先生はもともと外科医でいらっしゃったそうですが、内視鏡を専門とするようになったきっかけを教えていただけますか?

私は最初、外科に入局しました。外科医は手術を通じて、特に進行がんの治療を担当します。しかし、内視鏡を専門とする先生方と一緒に仕事をする中で、病気の早期発見と予防に強く惹かれました。内視鏡ではポリープを早期に見つけて取り除くことで、大腸がんの予防が可能です。幅広い患者さんと接しながら、予防医療にも携われる内視鏡に魅力を感じ、専門とすることに決めました。

ー 内視鏡というと、手術よりも患者さんへの負担が少なく、予防にもつながるのですね。

その通りです。特に外来での内視鏡検査で病気を早期に発見し、場合によっては入院不要で治療を完了できるケースも多いです。

ー 豊島内視鏡クリニックが選ばれる理由の一つに、年間1万3,000件の検査と4,000件のポリープ切除という実績があります。これだけ多くの患者さんに選ばれる理由を教えていただけますか?

当院では、精度の高い内視鏡検査を提供しています。特に、大腸ポリープの発見率が高く、鎮静剤を使用して患者さんの苦痛を最小限に抑えた検査を行っています。これにより、患者さんにとっても医師にとってもストレスが少なく、検査の精度が向上するのです。

ー 検査の精度が高いことで、大腸がんの予防にもつながるとおっしゃっていましたね。

大腸がんは、ポリープという前段階を経てがんに進行することが多いです。そのため、ポリープを早期に見つけて取り除くことで、がんの予防が可能になります。

ー 最近では、より精度の高い内視鏡機器が登場していると伺いました。特に、『SSL(鋸歯状病変)』という新しいタイプのポリープについてもお聞かせいただけますか?

従来の内視鏡では見つけにくかったSSLと呼ばれる平坦なポリープが、最新の内視鏡機器では発見できるようになってきました。このSSLもがんの原因となるため、早期に発見して切除することが重要です。

ー 内視鏡検査と聞くと、どうしても『痛い』『怖い』といったイメージを持つ方も多いと思います。先生のクリニックでは、どのようにして患者さんの負担を軽減しているのでしょうか?

当院では、鎮静剤を使用して患者さんがリラックスした状態で検査を受けられるようにしています。95~97%の患者さんは『苦しくなかった』とおっしゃいます。特に内視鏡が苦しいという経験をされた方には、再び検査を受けるハードルを下げることが大切だと考えています。

ー 最後に、先生が日頃大切にされている信念や、内視鏡検査の受診を広めるための思いをお聞かせください。

私は、一人でも多くの方に内視鏡検査を受けていただきたいと考えています。がんは早期に発見すれば、内視鏡だけで治療が完了する場合もあります。特に30代、40代から検査を受けて、自分の体のリスクを知っておくことが大切です。

ー 先生のお話を伺い、内視鏡検査の重要性が改めてよく分かりました。本日は本当にありがとうございました。